圧倒的な精度で、3Dプリントをつぎの次元へ
Bambu Lab ビジョンエンコーダー(Vision Encoder) は、3Dプリントの精度を向上させる革新的なキャリブレーション用ツールです。動作精度を50μm以下に高められ、機械の経年変化や個体差による誤差を自動補正。移動距離に依存しないキャリブレーション方式により、モデルのサイズを問わずつねに一貫した高精度を実現します。特に大型の造形では、その違いをより一層体感できるでしょう。
さらに、Bambu Studioの『Auto Hole-Contour Compensation』などの独自機能と連携し、Bambu Lab H2D によるプリントの造形精度がさらに引き上げられます。設計・造形・組立もスムーズで、プロフェッショナルな品質を誰でも簡単に手に入れることができます。


50μm以内の動作精度 – 誤差を補正し、常に高精度なプリントを実現
どれほど精密な 3D プリンターでも、機械的な誤差を完全に排除することはできません。しかし、Bambu Lab ビジョンエンコーダー により、その影響を最小限に抑え、造形品質を損なうことなく高精度を維持できます。10000 個のマーカーを備えたマトリックスと、5μm 解像度の光学測定機能を搭載したこの高度な XY 軸キャリブレーションソリューションにより、髪の毛よりも細い 50μm 以内の動作精度を実現します。
ビジョンエンコーダー は、固有の機械的誤差を補正するだけでなく、時間経過とともに適応するよう設計されています。ベルトの緩みや機械的摩耗といった問題を自動的に補正し、Bambu Lab H2D の長期使用においても大きく変わらぬ精度を維持します。
プリントが大きいほど、精度の違いが際立つ
Bambu Lab ビジョンエンコーダーなら、50μm 未満のモーション精度が移動距離に左右されることなく、プリントサイズに関係なく常に一貫した精度を維持します。実際、大型プリントほどその精度がより明確に現れるため、厳格な寸法精度が求められる建築プロトタイプやフルサイズの機能部品に最適です。スケールを問わず、卓越した精度を実現します。
射出成形レベルの品質を実現
Bambu Studio 独自の『Auto Hole-Contour Compensation(自動穴輪郭補正)』機能、温度制御チャンバー、事前最適化されたフィラメントパラメータを組み合わせた上、ビジョンエンコーダー 搭載の Bambu Lab H2D は、デスクトップ 3Dプリントの枠を超え、射出成形に匹敵する精度を実現します。
大がかりなハメあい調整や後処理は不要。パーツをシームレスに組み合わせ、かつてないスムーズなワークフローを実現します。
5分間のキャリブレーションで、数週間続く高精度造形を実現
セットして、キャリブレーションして、すぐにスタート。
わずか5分の簡単な調整で、数週間にわたる超高精度プリントを実現します。短時間のセットアップで経年変化によるズレを補正し、精度を維持できる。スムーズなワークフローで、まさに価値あるソリューションです。
使用上のヒント
1. 機械の性能は、時間経過や使用状況、環境要因の影響を受けて変化します。これらの変化は、以下の要因によって引き起こされます:
- 周囲温度の変動
- 運用時の振動や移動による構造の微小な変形
- 筐体材料の応力解放
その結果、校正の精度は徐々に低下していきます。
劣化の進行速度は、使用環境の厳しさや運用負荷と密接に関連します。
高精度を維持する必要がある場合は、2週間ごとの定期校正を推奨します。
2. Bambu Lab ビジョン エンコーダーは、モーション精度のキャリブレーション専用です。ビルドプレートとして使用しないでください。キャリブレーション後は、必ず取り外し、適切に保管してください。
3. Bambu Lab ビジョンエンコーダー でキャリブレーションを行う前に、以下を確認してください。
- ツールヘッドカメラが正常に動作していること(HMS エラーがないこと、例:レンズの汚れ)。
- ヒートベッド上の異物やゴミをすべて取り除く。
- ビジョン エンコーダーの表面が清潔で、表面のパターンが明瞭に見えること。
- ヒートベッドが室温であることを確認すること。熱膨張による誤差を防ぐため、ヒートベッドが熱い状態で ビジョン エンコーダー を置かないでください。
内容物
ビジョンエンコーダー本体×1 |
製品仕様
材料 | 金属、プラスチック | 梱包サイズ | 393×380×15 mm |
色 | 黒、白 | 梱包重量 | 0.73 kg |